豪州繋生語研究会
ごうしゅう けいしょうご けんきゅうかい
Australian Network for Japanese as Community Language
豪州繋生語研究会(ANJCL)はオーストラリアで繋生語としての日本語を使う人々やコミュニティの支援を目的に活動しています。
日本と繋がる子どもたちや若者、保護者や先生方のコミュニティの実現を目ざし、教育や研究活動を通じて関連の情報やリソースの提供を行なっています。
繋生 (けいしょう) 語とは?
「繋生語」は、海外に住む日本と繋がる子どもたちのことばを表します。子どもたちが親から受け継ぐことばも含め、親や家族、友だち、社会との繋がりから生まれ、さらなる繋がりを生み、そこで新しい意味を生み出し、その繋がりを次の世代に繋げていくことばです。
これまで、移民先で親の言語を伝承していく場合「継承語」ということばが使われてきました。移民のことばを語る上で大切な役割を果たしてきたことばですが、「継承語」からさらに広がりを持たせた「繋生語」という新しいことばを提唱しています。
豪州繋生語研究会 会長
トムソン木下千尋